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太陽光発電+蓄電池で停電対策 AIカメラ付き防犯街路灯の新製品

IoT技術開発を行うmtes Neural Networks(東京都品川区)は、自然災害による停電対策や子供などの見守りのため、電源、ネットワーク工事不要のAIカメラ付きLED防犯街路灯4種類を11月30日に発売する。

この「AIマキビシカメラ&アルカス防犯・街路灯」は、電源とネットワーク工事が不要な、太陽光発電による完全自立型の屋外照明。同社が培ってきたIoT、AI技術を活かし、LED照明メーカーのスリーエス(東京都中央区)と共同で開発した。

なお同製品は、近年多発している自然災害による停電対策や、子どもや高齢者の見守りについて、年々需要が高まっていることを受けて開発されたものだ。

太陽光発電+蓄電池で停電対策

同製品の特徴は、下記の通り。

  1. 太陽光発電パネルによる自家発電
  2. 蓄電池搭載による停電対策(夜間10時間使用で約9日間)
  3. ローカルメモリ付きAIカメラとクラウドによるデータ保存
  4. LoRa通信による通信料金低減と停電時の画像通信の確保
  5. 超画像圧縮技術による3枚/秒の高画質画像送信と保存
  6. AIカメラによる学習機能(顔認証やイベント学習)
  7. 広角220度レンズ搭載による広範囲撮影

ラインナップは、15W・30W・45W・60Wの4種類。価格はオープン価格。

この製品について同社は、他社の同等性能の防犯・街路灯に比べ、1/2~1/3の設置費用で設置できるとしている。クラウド使用料金やLoRa無線通信にかかる少額のランニングコストは従来通り必要だが、初期の設置で負担になっていた電源工事や有線によるネットワーク工事が不要であるため、公園や駐車場、商店街や路地、山道などで街路灯や防犯・監視カメラが容易に設置できる。

今後、初年度(2019年3月末)までに2万灯、2020年までに国内と海外市場で100万灯の設置を目指す。


mtes Neural Networksは、IoTプラットフォーム事業、AI/IoT システム事業を手掛ける企業。また、スリーエスは、LED(発光ダイオード)を利用した光源商品の企画・設計・販売を行っている。

記事出所: 『環境ビジネスオンライン』 2018年11月27日 出典

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