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パナソニック、LED非常用照明器具の品揃えを拡充

パナソニック、LED非常用照明器具の品揃えを拡充

パナソニックエコソリューションズ社(大阪府門真市)は4月1日より、LED非常用照明器具 電源別置型の品ぞろえを拡充し、新たに5品番を順次発売する。

非常用照明器具は、停電した時にすみやかに避難できるように、室内や通路に設置する照明器具。新しく追加するのは、埋込型高照度タイプ、直付型、iDシリーズ同断面。今回、製品の追加により、同シリーズは合計7品番の品ぞろえとなる。同シリーズの主な特徴は以下の通り。

省エネ・省スペース

LED光源を採用することで、従来のハロゲン電球と比較して、消費電力の容量は45Wから約6.6Wに下がるなど、約6分の1に抑えられるという。また、蓄電池や自家用発電装置、幹線容量など予備電源設備に求められる容量が大幅に削減されるため、設備の省スペース化が可能だ。

空間づくりの邪魔をしない

器具本体とライトバーを組み合わせて使う一体型LEDベースライトである「iDシリーズ」の同断面電源別置型では、LED化したことにより電球がなくなり、外観がすっきりとし、意匠性が向上した。

また、天井に埋め込むダウンライト形では、LED光源の配光制御に光学レンズを採用。従来光源で必要だった反射板が不要となったため、空間内で目立ちにくくなった。


既存光源の生産を終了、LEDへ切り替え

同社では、2019年3月末には、既存光源であるミニクリプトンとハロゲンの電源別置型非常用照明器具17品番(蛍光灯を含む)の生産を終了する。この生産終了に伴い、LED非常用照明器具へのリニューアルを推奨している。今後、LED非常用照明器具 電源別置型により、ビル全体のオールLED化を推進すると共に、万が一の安全・安心に貢献していくとしている。

これまで非常用照明器具の光源は、建設省告示第1830号において白熱灯と蛍光灯のみに限られていた。そのためLED光源の非常用照明器具の商品化にあたっては、停電時の非常点灯動作を器具内で完結できる電池内蔵型についてのみ認定を取得し、製造・販売できた。しかし、2017年6月に同告示が改正され、非常用光源としてLEDが認められたため、電源別置型LED非常用照明器具の商品化が可能となった。

なお、同社は、電源別置型LED非常用照明器具(埋込型2品番)を、2018年2月に発売している。

記事出所: 『環境ビジネスオンライン』 2018年3月9日 出典

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