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滋賀県、既設住宅への環境製品導入に補助金 太陽光も蓄電池も省エネ機器も

滋賀県は5月28日から、太陽光発電システム蓄電池など「スマート・エコ製品」の個人既築住宅への導入に対して補助金を交付する「スマート・エコハウス普及促進事業補助金」の受付を開始する。

この事業は、家庭においてエネルギーを「減らす」「創る」「賢く使う」 取り組みを総合的に広めるために実施されるもの。

太陽光も蓄電池も給湯機も補助対象

対象となるスマート・エコ製品は、住宅用太陽光発電システム、高効率給湯設備(エネファーム、エコキュートなど)、太陽熱温水器、蓄電池、V2H(ヴィークル・トゥ・ホーム)

ただし、これら対象設備の導入には、次のような要件がある。なお、詳細については、淡海環境保全財団 (滋賀県地球温暖化防止活動推進センター/滋賀県草津市)のホームページを参照のこと。

住宅用太陽光発電システム

固定価格買取制度(FIT)の事業計画認定を受けたもので、 当該認定容量が2kW以上、10kW未満(増設の場合は、増設分が2kW以上、既設分との合計が10kW未満)のシステム。

なお、太陽光発電の設置と併せて、2万円以上の省エネ製品、または他のスマート・エコ製品を購入する場合、補助対象となる。

エネファーム

燃料電池普及促進協会が実施する「平成30年度 家庭用燃料電池システム導入支援事業補助金」において、補助対象システムとして指定された機器。

エコキュートなどの電気ヒートポンプ給湯器

年間給湯保温効率または年間給湯効率が2.7以上であること(JIS規格)。 もしくは、年間給湯効率が3.1以上であること(JRA規格)。

潜熱回収型ガス給湯器(エコジョーズ)

給湯部熱効率が90%以上。

潜熱回収型石油給湯器(エコフィール)

連続給湯効率が90%以上。

ガスエンジン給湯器 (エコウィル)

ガスエンジンユニットの総合効率が低 位発熱量基準で80%以上(JIS規格)。

ハイブリッド給湯器

電気式ヒートポンプと潜熱回収型ガス機器を併用するシステムで、ガス機器の給湯部熱効率が90%以上。

太陽熱利用システム

ベターリビングの優良住宅部品(BL部品)に認定された機器。

家庭用蓄電池

住宅用太陽光発電システムと接続し、同システムが発電する電力を充放電できるもの。 JIS規格または電池工業会規格に準拠しているもの。また蓄電容量(複数台の場合はその合計)が1kWh以上かつ定格出力が500W以上。

V2H

太陽光会発電システムと常時接続、電気自動車等の蓄電池から電力を取り出し、分電盤を通じて住宅の電力として使用するために必要な機能を有するもの。


なお、上記のうちエネファーム・電気ヒートポンプ給湯器・エコジョーズ・エコフィール・エコウィル・ハイブリッド給湯器・太陽熱利用システムについては、「太陽光発電と併せて設置する」「既設の太陽光発電を備えている」「停電の際、単独で設備の機能を利用できる」のいずれかの場合が補助対象となる。

家庭用蓄電池・V2Hは、「太陽光発電と併せて設置する」「既設の太陽光発電を備えている」のいずれかの場合に補助対象となる。製品ごとの補助額は、次の通り。

  • 太陽光発電システム/4万円
  • 高効率給湯器のうち、エネファームが10万円、エネファーム以外が2万円
  • 太陽熱利用システム/4万円
  • 家庭用蓄電池/10万円
  • V2H/4万円

ただし他の補助金などが交付されている場合には、補助対象経費から他の補助金などで交付された額を引いた額に対して3分の1以内。

対象経費は、スマート・エコ製品の設置に要した費用。ただし、太陽光発電の設置費用として、太陽光パネル保障費、電力会社との受給電力計、モニター、事務手続き費用、屋根の改修費などは含まない。

太陽光発電補助対象時の省エネ製品

太陽光発電を補助対象とする場合は、他のスマート・エコ製品を併せて設置すること、もしくは以下の省エネ製品の2万円以上の購入が必要となる。

  • 住宅に取り付けて使用するLED照明器具
  • 省エネルギーラベリング制度における省エネ基準達成率が121%以上のエアコン
  • 省エネルギーラベリング制度における省エネ基準達成率が100%以上の冷蔵庫
  • JIS A5532に規定する「高断熱浴槽」と同等以上の性能を有する高断熱浴槽
  • エネルギーの使用状況(電力使用量)の「見える化」ができ、一つ以上の機器に対して、省エネに資する自動制御機能(省エネモードを含む)を有するエネルギー管理システム(HEMS
  • 断熱後の窓における熱貫流率(U値)が4.65以下、「窓等の断熱性能表示制度」における省エネ建材等級表示区分が★2つ以上である窓断熱(ガラス交換、内窓設置、外窓交換)

県内個人用既築住宅が対象

補助対象者は、滋賀県内の個人用既築住宅で、住宅用太陽光発電システムの設置や自立分散型エネルギーシステムなどの省エネ・創エネ設備(スマート・エコ製品)の設置を行った者。住居を店舗、事務所などと兼用で利用している場合や別荘として利用している場合も申請できる。

ただし、スマート・エコ製品の設置の施工者が滋賀県内事業者(滋賀県内に本店・事務所機能を有する支店などがある事業者)であること、省エネ製品の購入店が滋賀県内販売店であることが条件となる。

なお、工事日、購入日ともに2019年1月31日までのものが対象となる。事業全体の予算額は4540万円、予算範囲内で約1,000件補助金交付する予定。

申請の流れ

申請の流れ

申請受付期間は、2018年5月28日~2019年2月20日17時15分(必着)。この期間内で約2カ月ごとに第1次〜第3次まで受付期間の区切りを設定している。ただし、受付は先着順のため、各受付期間の途中でも予算額を相当超える登録があった場合は、受付を終了することがある。

申請者は、必要書類を揃えて、「COOL CHOICE」賛同書とともに、「公益財団法人 淡海環境保全財団」宛てに郵送する。「COOL CHOICE」とは、環境省が推進する地球温暖化対策のための国民運動で、同補助金の申請は「COOL CHOICE」のひとつと考えられることから、賛同を呼びかけている。

記事出所: 『環境ビジネスオンライン』 2018年5月25日 出典

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