
長野県は、業務を通じて個々の家庭に省エネアドバイスを実施する「家庭の省エネサポート事業者」の募集を開始した。募集期間は6日29日(金)まで。
家庭の省エネサポート制度とは
同事業は、長野県が家庭における省エネの取り組みを直接支援するため、「家庭の省エネサポート制度」として2013年から実施しているもの。
具体的には、県の認定を受けた民間事業者(家庭の省エネサポート事業者)が、社員などを家庭の省エネなどに関して専門的な知識を有する人材「省エネアドバイザー」として県に登録。この省エネアドバイザーが、通常業務の中で県民と接する機会を活用して、家庭への効果的な省エネ・節電などの手法のアドバイスとアンケートなどによる簡易診断を実施する。
採択されれば省エネアドバイザー(事業者)への研修・支援・指導・助言が受けられるほか、県がアドバイザーの登録・公表を行う。費用補助などはない。
長野県のウェブサイトによると、家庭の省エネサポート事業者としては、プロパンガス会社や農業協同組合など43事業者を認定し、家庭の省エネアドバイザー466名が登録されている(2018年3月27日時点)。
家庭と接する機会がある事業者が対象
今回、家庭の省エネサポート事業者として募集対象は、家庭と接する機会(法定点検、反復的な商品配送などにより家庭を訪問する機会)を有しているエネルギー供給事業者または電気機械器具小売事業者。任期は、認定日から2021年3月31日まで(3カ年度間)。
申込は、申込書などに必要事項を記入し、長野県環境エネルギー課温暖化対策係に持参または郵送にて提出する。
【参考】