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JIS改正、電気・電子機器の省エネ基準達成率表示方法が変更に

改正後の省エネルギーラベル

経済産業省は11月20 日、日本産業規格(JIS)に関して、電気・電子機器の省エネルギー基準達成率の表示方法など46の制定、28件の改正を行ったと発表した。

同省は、以下の制定・改正が特に重要であるとしている。

今回は46の制定、28件の改正を実施

電気・電子機器の省エネルギー基準達成率の算出方法及び表示方法に関するJIS改正

2019年4月に施行された省エネ法関連規則等に引用される、電子計算機に関する省エネ基準達成率の算出および表示方法を定めたJISを改正した。
具体的には、これまでの「エネルギー消費効率」の表示から、他の家庭用電気製品と同じ「年間消費電力量」の表示に変更となる。消費者にとってよりわかりやすい情報提供を目指す。なお、省エネルギー基準達成率が100%以上の場合は、従来通り、マークは緑色となる。
表示方法の見直しについては、1年間の経過措置期間が設けられ、2020年3月31日までは、引き続き従来の表示が認められる。

このほかにも、シャッターやドアなどの浸水防止用設備に関するJIS制定が行われた。現在、様々な浸水防止用設備製品が販売されており、性能の評価方法が統一されておらず、製品ごとの比較が困難であった。そのため、各種性能の評価基準や試験方法を規定し、要求される品質に合わせた製品を選べるようJISを制定した。同省は本JISの普及により、地下街や建築物など浸水災害の軽減が期待されるとしている。

日本産業規格(JIS)とは?

JIS(Japanese Industrial Standards)は、製品、データ、サービスなどの種類や品質、それらを確認する試験方法又は評価方法や、要求される規格値などを定めており、たとえば、生産者、サービスの提供者、使用者・消費者などが安心して品質が良い製品を入手したり、サービスの提供を受けることができるために用いられている。経済産業省では、技術の進歩や、社会的環境の変化など、必要に応じて、JISを制定・改正している。

             
記事出所: 『環境ビジネスオンライン』 2019年11月22日 出典

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