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岩崎電気、LED照明の新製品を2種発売 消費電力9割減の50Wタイプなど

岩崎電気(東京都中央区)は10月29日、電源内蔵型のLED照明ランプ「LEDioc(レディオック) LEDアイランプ 」シリーズの新製品として、最高ワットタイプの「50W」を発売した。同社従来品のセルフバラスト水銀ランプ500Wと置き換えた場合、同等の明るさで消費電力を約90%削減できる。

また同日、電源内蔵形LEDスポットライト「LEDioc UNO(レディオック ウノ)」の発売も発表。5000Kと2700K(標準品)を10月に発売、6500K、4000K、3000Kを、11月11日から受注開始する。

30Wと同等寸法で2倍の明るさを実現 LEDアイランプ50W

LEDアイランプ50Wは、高効率なLEDチップを搭載することで、同30Wと同等の寸法・質量のまま全光束値8500lm(5000K)を達成。30Wの全光束値(4200lm)に比べ約2倍の明るさを実現したことで、セルフバラスト水銀ランプ500Wと同等の明るさが求められる工事現場や建築現場などでの作業灯のほか、簡易的なエリア照明などにも使用できる。

また、定格電圧範囲を従来品の100V~220Vから100V~242Vへ拡大したことで、工場や大規模施設などの特殊電圧を使用する場所や、三相電源を常用する施設での使用できるようになった。

光の質についても、拡散グローブの再設計により、従来品にあった配光端部の色分解(イエローリング)をなくし、均斉のとれた自然な光の広がりの照射面を実現した。

空間価値の向上と環境配慮を両立 LEDioc UNO

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LEDioc UNOは電源装置を内蔵したスポットライトで、5種類の光色、2つの配光角、3つの明るさタイプ、2種類の設置タイプをラインアップ。シンプルなデザインで照明器具の存在を最小限に抑え、景観、演出、看板、外構など、幅広い照明のニーズに対応できるという。

従来品であるハロゲンランプ75W用投光器と比較して、約86%の省エネルギー化を達成。また、従来LED15Wタイプ投光器と比較しても約32%の省エネルギー化を実現した。さらに、不快なまぶしさ(グレア)を抑制する反射鏡構造を採用し、業界トップクラスの113.8lm/W以上の高効率を達成した(10クラス狭角タイプ/200V時)。

             
記事出所: 『環境ビジネスオンライン』 2019年10月31日 出典

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