
日本ビジネス出版・環境ビジネス編集企画部(東京都新宿区)は2月15日、先端教育機構事業構想大学院大学(東京都港区)の協力のもと、環境ビジネス新事業発表会を実施した。
今回は、様々な視座からの6つの事業案の発表とフィードバックから、各講演者・聴講者の自社事業アイデアに結びつける意図で、このイベントが企画された。新規事業の発表者とテーマは以下のとおり。
地域新電力+OG発電所プラットフォーム
インリー・グリーンエナジージャパン 代表取締役 山本譲司 氏
微生物を用いた工業廃液処理事業
一般財団法人 INBOUND JAPAN 微生物応用研究所 研究所主幹 宮崎 利久 氏
エコリオによる揚げ粕の飼料循環
エコリオ代表取締役 浦野 由紀夫 氏
次世代ZEHシステム「まっち」
メデア 技術部 取締役技術部長 山本 耕司 氏
パーム廃油の再生燃料化
塩釜発電 代表取締役 大月 龍次郎 氏
都処分場廃プラの都市油田化事業
ムゲンシステム 代表取締役 伊藤 彰 氏

また、これらの事業案については事業構想大学院副学長 岩田 修一氏、事業構想研究所所長 岸波 宗洋氏、特認教授 渡邊 信彦氏の3名からフィードバックがあった。教授陣からは、社会的な必要性やマーケットニーズなど、広範囲な視点からの意見があり、事業者を交えディスカッションが交わされた。
環境ビジネス編集部の調べによると、読者の81%は新規事業立ち上げに関心があると回答している。一方で、新たな事業を生み出す上で、アイデアや人材、時間の確保が課題になっているという。
同イベントは『環境ビジネス新事業 事業構想プロジェクト研究』の公開研究会の一部。「事業構想プロジェクト研究」は、事業構想大学院が実施するプロジェクトだ。
記事出所: 『環境ビジネスオンライン』
2018年2月19日
出典