
KDDI(東京都千代田区)は、20代~60代の男女400名を対象に、家電の買い替えに関する意識調査を実施した結果を発表した。
まず、「買い替えたい家電がある」人に買い替えたい理由を聞いたところ、一番多かったのは「最新家電の方が省エネだから」(39.3%)で約4割を占めた。次に多かったのは「家電の寿命が近いから」(38.3%)で、続いて「動作が悪くなったから」(31.2%)だった。
また、「買い替えたい家電があるがまだ買い替えていない理由」については、半数以上が「金銭的理由」(50.2%)をあげた。また、15.6%が「最新家電がまだ高いから」と回答している。家電を買う時に省エネを意識するかについては、46.9%が「あてはまる」、19.5%が「ややあてはまる」と回答しており、家電買い替え時の「省エネ」に対する意識が高いことが全体傾向としてみられた。なお、同調査は2018年2月8日~2月10日に実施した。

アプリの新機能で家電の買い替えをサポート
この調査結果の発表に合わせて、KDDIとグループ会社の沖縄セルラー電話(沖縄県那覇市)は、最新家電との省エネ性能の比較により、顧客のスマートな家電の買い替えをサポートするサービスを2月20日より開始した。
これは両社が提供する電気サービス「auでんき」利用の顧客向け専用アプリ「auでんきアプリ」で、家電買い替えの省エネ度合いを見える化する新機能「家電買い替えシミュレーション」を提供するものだ。
対象家電は、電気代削減効果の高いエアコン、冷蔵庫、テレビ。入力した家電情報と最新家電の年間電気代を比較が可能で、製造年やサイズなどの入力で簡易に比較できる「かんたん比較」と、現在利用中の家電の型番情報を入力して詳細な比較ができる「型番比較」の2つのメニューを用意している。
最新家電に買い替えた場合の電気代をシミュレーションして買い替え効果を実感することにより、お財布にも地球環境にも優しいスマートな家電の買い替えをサポートする。さらに、シミュレーションの結果に応じて、KDDIとKDDIコマースフォワード(東京都渋谷区)が提供する総合ショッピングモール「Wowma!(ワウマ)」で利用できるお得なクーポンが獲得できるため、家電のお得な購入も同時にサポートするという。