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「省エネ・生産性革命促進事業補助金」、対象機器・製品の登録受付中

環境共創イニシアチブ(SII)は3月1日、2017年度補正予算による「省エネルギー設備の導入・運用改善による中小企業等の生産性革命促進事業」の公募に先立ち、補助対象設備を募集する。

この事業は、省エネルギー性能の高い設備(省エネ型設備)の導入と併せて、導入する設備にかかるエネルギー使用量などを計測・蓄積する装置(見える化装置)の導入に対し最大3000万円の補助金を交付する制度。設備導入後は、SIIが派遣する省エネの専門家による原則1日の診断と、具体的な省エネ改善策を受けられる。

対象となる省エネ型設備は、高効率照明、高効率空調、産業用ヒートポンプ、業務用給湯器、高性能ボイラ、高効率コージェネレーション、低炭素工業炉、冷凍冷蔵設備、産業用モータの9種類。なおこの事業では、省エネ型設備へ更新すると共に、見える化装置の設置が必須だ。

省エネ型設備を提供する事業者は、これら補助対象設備の型番を登録することにより、省エネ型設備の導入企業(補助金申請者)が登録製品の中から導入予定設備を選択でき、補助金申請者の手続き負担を軽減できる。

登録期間は、次の通り。

  • 1次登録期間(公募開始前): 2018年3月1日~3月7日
  • 2次登録期間(公募開始後): 2018年3月8日~3月14日
  • 3次登録期間(公募期間中 順次):2018年3月15日~4月10日

登録できる製品性能は、高効率照明、高効率空調、冷凍冷蔵設備の各部門ごとに「補助対象設備の範囲と基準値」として設定されているため、登録要領を参照のこと。登録申請したいメーカーは、申請書類を作成し、SII審査グループ宛てに提出する。

導入補助率は3分の1、上限3000万円

補助率は、対象経費となる補助対象設備購入額(工事費・運搬費を除く)の3分の1以内。上限は1事業あたり3000万円で、下限は30万円。

なお、公募開始前に全国9カ所で、事業概要、補助金の申請方法などについて説明会を開催する。開催地は、東京(3月12日)、北海道(同14日)、香川(同14日)、大阪(同15日)、広島(同15日)、福岡(同16日)、宮城(同16日)、沖縄(同19日)、愛知(同20日)。時間はいずれも10:00~11:00。専用フォームから事前エントリーを行う。

記事出所: 『環境ビジネスオンライン』 2018年3月5日 出典

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