
ソリューション設置イメージ
ソーラーフロンティア(東京都港区)は3月15日、自社のCIS薄膜太陽電池を活用したソリューションである「ソーラースタンド」が、東京都府中市・国立市に採用されたと発表した。
このソリューションは、CIS薄膜太陽電池(銅・インジウム・セレンを用いた太陽電池)とLED照明機器・携帯充電機器、蓄電池ボックスを組み込んだスタンドアローン(自立型)システムの街路灯。
両市は、太陽光発電の災害対応利用を検討中であった。そこで同社は、太陽光発電による同ソリューションを提案。それが採用されたことで、府中市で3本、国立市で4本が設置された。
設置場所は、公園や学校、駅ロータリーなど、災害時における近隣住民の避難場所や避難経路となる以下の6地点。災害時には特に非常電源としての機能が期待されている。
東京都府中市
- 西武多摩川線多磨駅ロータリー内
- 府中市郷土の森博物館内(2カ所)
東京都国立市
- 北第一公園
- 谷保第三公園
- 矢川上公園
- 第三中学校
同社は、同ソリューションを、実発電量に優れたCIS薄膜太陽電池による社会インフラ構築への貢献として捉えている。
そこで今後も全国の自治体や企業を含む事業者に対して、CIS薄膜太陽電池を活用したソリューションを広く提案していくとしている。
記事出所: 『環境ビジネスオンライン』
2018年3月16日
出典