
生活用品製造卸のアイリスオーヤマ(宮城県仙台市)は、5月9日、冷凍・冷蔵ショーケース用として防水仕様の「低温用LED照明」の新製品発売を発表した。
新製品は、冷凍・冷蔵ショーケースや冷温工場・倉庫など冷温環境向けの「低温用LED照明」(最大約140lm/W)を使用し、4月下旬にすでに発売している電源内蔵タイプ(防水ソケット使用により防水仕様となる)と、5月下旬に発売予定の細型設計の電源別置棚下タイプの2タイプだ。
電源内蔵タイプは、一般的な蛍光灯と同様のG13タイプという口金を採用しているため、既設の冷凍・冷蔵ショーケースを活かして設置できる(専門業者による配線工事が必要)。省エネ効果は蛍光灯FL40Wや低温用直管LEDランプ40形(15W)と比べ、消費電力が約63%削減できる。
また、電源別置棚下タイプは、細型設計のため棚下の狭い空間に省スペースで設置できる製品。
光色は昼光色、昼白色、白色と肉の赤色を鮮やかに演出する「精肉用」を加えた計4色展開。生鮮食品や飲料、精肉など売り場に合わせた光色を選ぶことができる。また、サイズは電源内蔵タイプでは6種類、電源別置棚下タイプでは4種類で、様々な売り場や冷凍・冷蔵ショーケースに対応できる。
同社は、今後も幅広い使用環境に対応する高効率照明を開発し、LED照明の普及を拡大と省エネルギー社会の実現に貢献するとしている。
記事出所: 『環境ビジネスオンライン』
2018年5月10日
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