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青森県弘前市、2400基の街灯LED化で「計画作成」する事業者を公募

青森県弘前市は、中長期的な視点から街路灯の維持管理・改修を進めるため、市が管理する街路灯のLED化改修のための計画作成等業務を公募型プロポーザルにより実施する。事業者の参加意思表明書提出期限は8月8日(水)まで。

この「弘前市街路灯LED化計画作成等業務」は、同市が管理する街路灯の維持管理と改修について、管理水準の向上や維持管理作業の効率化、ライフサイクルコストの低減につながる民間ノウハウを最大限に活用するために実施される。

公募概要は以下の通り。

対象は市内約2,400基の街路灯

対象施設は市が管理する街路灯2,452灯。契約後おおむね4か月で以下の業務内容を実施する。

  • 街路灯の調査
  • 街路灯台帳の作成
  • 街路灯改修計画案(試算含む)の作成
  • 維持管理計画案の作成
  • その他事業者の提案による業務

見積りの上限額は300万円(税込)。グループで応募する場合は、構成員すべてが弘前市競争入札参加資格者名簿に登録されている必要がある。応募する事業者はまず、8月8日 16:00までに参加意思表明書を弘前市建設部道路維持課 担当宛に提出する。その後、企画提案書を8月22日 16:00までに提出する。

弘前市の街路灯、従来型でデータベースもない

同市が管理する街路灯のうち、約7割が水銀灯などの従来型ランプを使用しており、これらは電力使用量や維持管理費用の削減が課題だ。また、設置後相当年数を経過しているものも多く、支柱などランプ以外の部位の修繕が必要なものも少なくない。さらに同市では、街路灯に関するデータベースが整備されていない。

今回、これらのことから、街路灯全体を把握し、中長期的な視点をもって維持管理・改修を進めていくこととなった。

記事出所: 『環境ビジネスオンライン』 2018年7月30日 出典

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