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街路灯・道路照明灯をLED化するESCO事業 愛知県蒲郡市が公募

愛知県蒲郡市は、市内の防犯灯や道路照明灯をLED化するため、5月28日(火)17時まで、ESCO事業によりLED化する事業者を公募する。

公募事業名は「蒲郡市防犯灯及び道路照明灯LED化事業」。同市にとって最も優れていると考えられる事業提案を行った事業者を、優先交渉権者として選定する。契約方式はギャランティード・セイビングス契約(自己資金型)。

防犯灯の更新対象灯数は、防犯灯4,917灯・既設LED灯1,497灯。道路照明灯の更新対象灯数は、街路灯約86基・道路照明灯約943基・デザイン灯約100基。

初期導入費の上限額は、2億500万円(税込)。事業の委託期間(ESCO事業契約期間)は、2019年11月から2030年3月31日まで。工事期間は2019年11月から2020年3月31日まで。

応募要件は、ESCO事業を行う能力を有するグループ(複数の企業体)で、自治体防犯灯または道路照明灯のESCO事業あるいはリース事業等における複数事業体での実績があり、事業役割として1事業あたり5,000灯程度の実績を有してい
ることなど。詳細については募集要領を参照のこと。

実施事業者の役割

実施事業者が行う業務の範囲は次の通り。

  • 現地調査
  • 電力契約照合・電力契約申込
  • 県・私有地・河川占用等の設置許可申請等
  • 管理システムの構築・データ更新
  • 管理プレートの設置
  • ESCO設備の計画・施工・施工管理
  • 既存設備の撤去・リサイクル・廃棄処分
  • ESCO設備の維持管理・保証(無償修繕等)
  • 省エネルギー量の計測・検証

参加表明書の提出は、5月28日17時まで。6月3日に応募者資格確認結果と提案要請者の通知を行う。市から提案書提出要請を受けた事業者は6月14日までに提案書を提出する。その後プレゼンテーションを経て、優先交渉権者への採択通知は7月5日に行われる。

プロポーザル公募の趣旨

同市には、2018年度末時点で防犯灯6,414灯、道路照明灯(デザイン灯含む)1,041基が設置されている。これらをLEDへ更新するには多くの費用負担が生じるため、LED普及率は、防犯灯が約23%、道路照明灯は1%に留まっている。

そこで、事業者から優れたノウハウを生かした施工や維持管理に関する提案を受け、同市にとって最も優れていると考えられる事業提案を行った事業者を、優先交渉権者として選定することとなった。

なお、今回の条件であるギャランティード・セイビングス契約とは、省エネルギー設備の改修に伴う工事を含めた初期導入費を同市が資金調達するものとし、ESCO事業者は、設備を設計・施工し、工事完了後、同市に設備等の引き渡しを行う。ESCO事業者はESCOサービス契約期間中、設備の維持管理と省エネルギー効果の計測・検証・効果保証等のサービスを行うものだ。

             
記事出所: 『環境ビジネスオンライン』 2019年5月23日 出典

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