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秋田県、道路照明のLED化でリース事業者を募集

画像はイメージです(© paylessimages / amanaimages PLUS)

秋田県は1月6日、「道路照明灯LED化事業」について、リース契約で事業を実施する民間事業者を、公募型プロポーザルで募集開始した。

各事業の対象設備と事業費の上限は、下記の通り。

地域ごと、3事業で募集

道路照明灯LED化事業

対象:仙北地域振興局・平鹿地域振興局・雄勝地域振興局が管理する道路照明灯(トンネル照明を除く)2,129基(うちリース対象1,956基)。

事業費限度額:2億9283万円(税込)

秋田県道路照明灯LED化事業 道路照明灯具等賃貸借(中央地区)

対象:秋田地域振興局・由利地域振興局が管理する道路照明灯(トンネル照明を除く)2,736基(うちリース対象2,513基)

事業費限度額:3億5786万円(税込)

秋田県道路照明灯LED化事業 道路照明灯具等賃貸借(県北地区)

対象:北秋田地域振興局が管理する道路照明灯(トンネル照明を除く)1,865基(うちリース対象1,597基)

事業費限度額:2億3674万円(税込)

いずれも契約方式はリース契約で、契約期間は契約締結日から2031年1月31日まで。

応募者は、リース事業者単独でも、当該事業者を含む複数企業のグループでも可。

参加表明書と資格確認の受付は、1月20日(月)16時まで。その後、同月27日(月)の提案要請の通知を受けてから、事業提案書を2月19日(水)16時までに提出する。

採択された事業者は、発注者が管理する道路照明灯の実際の設置状況を踏まえ、自ら行った提案を基に、リース事業による道路照明灯LED化工事、維持管理サービスなど、発注者と合意した内容でリース契約を締結。この契約期間内において、LED道路照明灯設備などを設置・管理するとともに、下記の各種サービスを提供する。

  ア 現地調査
  イ 電力契約照合、電力契約申込、共架申請
  ウ 道路照明施設データベースの構築・更新
  エ 道路照明灯具の設置に関する計画・施工
  オ 管理プレートの設置または更新
  カ 既設道路照明灯の撤去、リサイクル、廃棄処分
  キ 道路照明施設の維持管理
  ク 道路照明灯具の所有権移転
  ケ その他

なお、公募の詳細は、各事業の提案募集要項を確認のこと。

県のLED化は8%

同県は約7,000灯の道路照明灯を管理しているが、その約4割が低圧ナトリウム灯と水銀灯であり、製造中止に伴う早急な対応が必要な状況となっている。また、LED化に係るイニシャルコストも依然として高いことから同県のLED化は約8%に留まっているという。

県では、民間事業者のノウハウ、資金、技術力等を活用したリース事業を採用することで、初期投資の平準化と維持管理費縮減を見込んでいる。

             
記事出所: 『環境ビジネスオンライン』 2020年1月8日 出典

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